避難所開設訓練を実施しました
掲載日:2019.11.20お知らせ
11月10日9時から、恵み野南町内会と西町内会の合同による「避難所開設訓練」が恵み野小学校において開催されました。 開始予定時刻の9時前から多くの町内会員の皆様にご参集いただき、南町内会から54名、西町内会からも53名、役員も含めて総勢140名と多くの方々のご協力のもと、訓練を開始しました。 まずは体育館入口に設置した受付にて、避難(参加)した世帯毎に人数等を申告いただき、体育館に設置した居住区に移動していただきました。次は本訓練の目玉の一つ、ライフラインストップ状態下での「ポリ袋を使ったカレーライス」づくりに2班に分かれて参加していただきました。 この訓練は、①ポリ袋に米と水、カレールーと具材を別々に入れる(米と水は15分放置)、②別に沸かしたお湯で温める(30分)、③カレーライスの袋を食器に被せて炊きあがった米を加える という手順で行われ、全員で試食をしてみました。多くの方から”想像していた以上に美味しい”と好評価をいただきました。 ポリ袋のまま食することにより食器を洗う必要がなくなる等の工夫も良かったですね。 体育館で待機していた第二班には、恵庭市総務部の谷口参与から「避難所生活」を題材としたアドバイスがありました。 災害発生直後、消防署、自衛隊等は人命救助を最優先に行うため、飲食料品の支給等にまで手が回りません。各自が備蓄した飲食料品で3日間くらいは凌いで欲しいとのことでした。 引き続き、西町内会の高橋さんから「伝言ダイヤルの使い方」を実地で教えていただきました。 その後、第二班もカレーライスづくりに参加していただき、無事訓練を終了いたしました。 最後にスタッフもカレーライスを作って、試食しながらの本訓練の反省会となりました。 課題はあったものの、避難所運営の第一歩の訓練になったことは確かです。改めて参加者の皆様のご協力に感謝申し上げます。 来年も”地域防災”の観点からの訓練が計画されると思いますが、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 (自主防災会、広報部)