避難所開設訓練
掲載日:2022.10.11お知らせ
9月11日(日)9時から、恵み野小学校にて避難所開設訓練を、南・西・里美の3町内会合同で実施しました。今回の訓練は恵庭市が策定した『避難所運営初動ガイド【恵み野小学校】』に沿って、本ガイドの有効性、実行可能性を検証するとともに、自主防災会の活動能力の向上を図ることを目的としました。
訓練の状況設定は、震度6強の地震が発生し、各町内会は災害対策本部を立上げ被災状況の確認と救援活動を実施しつつ、一部の役員をもって避難者と共に避難所を設置するというものです。
3町内会の役員約40人が小学校玄関前に集まり、訓練の概要説明を実施後、訓練を開始しました。
まず「避難所運営初動ガイド」に基づき、体調判定(ヒアリング及び検温)所と、町内会毎の受付所を設置するとともに、避難者居住区(体育館)の使用区分表示等を行い避難者受け入れ体制を確立しました。その後、全員が避難者となり体調判定と受付要領(受付用紙及び避難者カード記入)を体験しました。その結果、受付場所は薄暗く、また夜間の受付も有り得ることから「灯りの確保」が不可欠であること、「避難者カード」の文字が小さく改善の必要性があること等、多くの成果を得ることができました。
体育館では、ステージ下に格納された防災用資器材の確認を予定しましたが、格納場所が想像以上に広く防災用資器材も膨大であることから、次回の訓練課題として持ち越すことと致しました。
また体育館において、恵庭市から簡易トイレの展示がなされました。簡易トイレは、使用後ボタン一つで袋が密閉される仕組みで、きれいな状態で使用可能とのことでした。
今回の訓練は、避難所を運営するための初動訓練でしたが、実際の災害時においては想像以上に複雑で困難な状況が生起するのではないかと思います。
今後も災害対処訓練等を実施し、事態に適応できる対処能力の向上に努めていきたいと思いますので、皆様の御理解と御協力をお願い致します。
(自主防災会)